JICA本部担当職員によるプロジェクト視察
2025年10月5日から9日にかけて、STI・DX室の担当職員がモンゴルを訪問し、当プロジェクトの活動視察および、今年12月から開始予定の無償資金協力第一回調査に関する調査団とのオンラインKick-off Meetingを実施しました。
本職員は2025年5月より当プロジェクトを担当しており、今回が初めてのモンゴル訪問となりました。現地でプロジェクト活動を直接視察することで、実施状況や現場の課題を把握する貴重な機会となりました。当プロジェクトには3つのOutputが設定され、それぞれにカウンターパート機関が配置されていることから、滞在期間は実質3日間と限られていたものの、各組織との面談を実施し、これまでの進捗状況、課題、今後の予定および要望について確認を行いました。
特に、Output2のカウンターパートであるMUST-SICT(モンゴル科学技術大学・情報技術通信校)との面談では、今月後半に予定されている日本へのStudy Tripに向けた準備状況について共有が行われました。訪問先大学はすでに決定しており、各大学に対する質問票の作成も進められていることから、Study Tripに対する高い期待感がうかがえました。
また、NAoGとの面談では、国家予算の削減により地方公務員向け研修の実施が停滞している現状が確認されました。一方で、これまでプロジェクトで開発してきた教材を活用し、地方においてパイロット的に研修を実施したいというNAoG側の強い意向も示されました。これを受け、今後はプロジェクトとして地方での研修実施に向けた準備を進めていく方針です。
さらに、今年12月から開始予定の無償資金協力調査団とのオンラインKick-off Meetingを開催し、関係者間の顔合わせと初期的な情報共有を行いました。会合にはMDDICの事務次官も参加し、本取り組みに対するモンゴル政府側の高い重視度を改めて確認する機会となりました。
限られた滞在期間ではありましたが、内容の濃い有意義な3日間となりました。今後、本職員は今年12月に無償資金協力の調査団とともに再度モンゴルを訪問する予定であり、技術協力プロジェクトと無償資金協力との連携強化が一層期待されます。
無償調査団とのオンラインミーティングの様子
民間データセンター視察の様子