東部地域稲作振興プロジェクト
Project for Rice Production Development in Eastern Angola
実施中案件

- 国名
- アンゴラ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2024年4月~2029年4月
プロジェクト紹介
アンゴラにおいて、米はトウモロコシに次いで消費されている穀物であり、消費量のほとんどは輸入に依存しており、稲作振興を通じた食料自給率向上を優先度の高い政策課題として位置付けています。JICAは、2013年から2019年に技術協力プロジェクト「稲作開発プロジェクト」を通じ、小規模農家への普及活動のための稲作技術パッケージ(RCTP)と普及員等が農民に技術を伝えるための稲作ガイド(RCG)の作成を支援しました。また、同プロジェクトでは、種子生産の推進やRCTP、RCGの稲作ポテンシャルの高い地域での活用に加え、種子生産強化により稲作振興を進めていくこと等の課題が抽出されました。
本事業は、アンゴラ東部のルンダ・スル州、モシコ州において、種子生産体制の強化、稲作普及体制の強化、稲種子以外の稲作振興に寄与する要素の特定を行います。これにより、稲作振興のモデルが形成され、もって対象2州の稲種子生産量と米生産量の増加に寄与するものです。
【上位目標】
対象2州の稲種子生産量と米生産量が増加する
【プロジェクト目標】
ルンダ・スル州及びモシコ州における稲作振興のモデルが形成される。
【成果】
成果1: 関係機関及び農家の稲種子生産能力が向上する
成果2: IDA の職員及び農家の米生産能力が向上する
成果3: 対象地域における稲種子、普及以外の稲作振興策が取りまとめられる