News#9 協業戦略と法的枠組みについての議論(2023年12月)
第3回成果3技術作業部会
2023年12月7日、第3回成果3技術作業部会が開催されました。ロイデ DMTT1副局長が、マルチモダールハブを始めとする重要なインフラ整備における関連機関の連携の重要性を強調しました。冒頭の挨拶に続き、DMTTの調査・プロジェクト部門のヘレナ・ティト氏が、最近日本で行われたJICAの研修(課題別研修プログラム「都市問題解決のための都市開発手法(土地区画整理、市街地再開発その他)」)で得た知見を披露しました。引き続き、JICA専門家による活動の進捗についてのプレゼンテーションが行われ、参加者の間で活発な議論が交わされました。議論の中で、マプトにおける環境許認可の法的枠組みを取り入れることの重要性が強調され、提案されたインフラに関連する自治体の法律と国の法律の両方を遵守することが強調されました。また、複合交通ハブ開発の全体的な手順や、マルチモーダルハブ開発ガイドラインの草案についても話し合われました。これにより、民間セクターの関与の可能性や、隣接する市場に関する検討など、事前のコンセプトに関する議論が活発化しました。さらに、マプトにおけるトランジットモールのケーススタディが発表され、ターミナル候補についての議論が開始され、その実行可能性と交通ネットワーク内での統合を強化するための戦略が模索されました。
1. DMTT: The Directorate of Mobility, Transit, and Transport マプト市役所 運輸交通局
会議中の様子
会議後の記念写真