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新しいパイロット地域をご紹介します!

プロジェクトでは、これまでウランバートル市(バヤンズルフ区、スフバートル区)及びドンドゴビ県をパイロット地域として、就労体験プログラムのパイロット事業を実施してきましたが、2025年12月に開催された第5回合同調整会議において、新たにウランバートル市ソンギノハイルハン区及びオルホン県エルデネト市をパイロット地域として追加することが承認されました。
今回は、新たなパイロット地域の一つであるオルホン県エルデネト市で実施した活動についてご紹介します。

オルホン県エルデネト市ってどんな場所?

オルホン県エルデネト市は、首都ウランバートルから北西約370kmに位置するモンゴル第2の都市であり、1970年代の鉱山開発とともに発展した比較的新しい鉱工業都市です。現在も銅鉱山を中心に、その関連産業やサービス業によって地域経済が支えられています。
エルデネト市では、多くの人々が鉱山への就職を希望しており、雇用を求めて他地域から移住してくる人も少なくありません。一方で、鉱山は高い賃金水準や安定した雇用環境から非常に人気が高く、求人が出る機会は限られています。また、その他の業種では鉱山と比較して賃金水準が低い傾向にあります。このような地域特性の中で、若者や就労に困難を抱える人々への支援ニーズも存在しており、本プロジェクトでは関係機関と連携しながら、エルデネトにおける就労支援に取り組んでいます。

オルホン県エルデネト市を訪問しました

2026年4月20日から24日にかけて、プロジェクトでは、ウランバートル市で活動する自立就労支援員リーダーと共にエルデネト市を訪問しました。滞在中は、オルホン県知事との面談をはじめ、企業セミナーや自立就労支援員養成研修の開催、労働社会福祉事務所をはじめとする関係機関との協議や企業への視察を実施しました。

企業向けセミナーには、約15の組織・企業が参加し、就労体験プログラムの概要や受入れの意義について説明を行いました。エルデネト市では、企業が求める採用条件が比較的高い傾向にあり、就労に困難を抱える人々にとっては就職へのハードルとなる場合があります。しかし、参加した企業の多くは就労体験プログラムの趣旨に賛同し、参加者の受入れに前向きな姿勢を示しました。

また、自立就労支援員養成研修には34名が参加し、行政機関の16名、民間の職業紹介所の18名が修了しました。参加者の多くは心理士やソーシャルワーカーとしての経験を有しており、今後、就労に困難を抱える人々に寄り添った支援を進めていくうえで大きな強みになることが期待されています。

第5回パイロット事業を終えて

その後、エルデネト市にて実施された第5回パイロット事業では、29名が就労体験に参加し、そのうち6名が就労につながりました。人数だけを見ると決して多くはありませんが、一人ひとりの状況に寄り添いながら就労に向けた支援を行う本プロジェクトにとって、大きな成果の一つとなりました。
近く第6回パイロット事業の実施を予定しています。プロジェクトでは今後も関係機関や企業との連携を深めながら、就労に困難を抱える人々が自立した生活を送れるよう、一人ひとりに寄り添った就労支援を進めてまいります。

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オルホン県知事との面談

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自立就労支援員研修の様子

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企業セミナーの様子

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労働社会福祉事務所就労支援課長及び自立就労支援員らとともに