第6回パイロット事業に向けた実施ワーキンググループを開催しました
プロジェクトでは、第6回パイロット事業の実施に向けて、ウランバートル市内の3区および地方2県の計5地域において実施ワーキンググループ(WG)を開催しました。
本プロジェクトではこれまで、5回の就労体験プログラムのパイロット事業を重ねてきました。今回のWGは、2026年10月から開始予定の第6回パイロット事業に向けた準備会合として開催されました。第6回パイロット事業は、プロジェクト終了前に実施される最後のパイロット事業であり、本WGはその準備に向けた重要な会合となりました。
第5回パイロット事業の成果と課題を振り返る
WGでは、まず各地域において実施された第5回パイロット事業の成果報告を行いました。
説明会や相談面接の実施状況、就労体験への参加状況、就職につながった事例などを共有するとともに、参加者の募集方法や企業開拓の進め方、就労支援を行う上での課題について活発な意見交換が行われました。
また、地域によって異なる課題や特徴についても議論され、これまでの取り組みを通じて得られた経験や知見を関係者間で共有しました。例えばドンドゴビ県では、就労体験を通じて働く意欲を高めた事例や、就職後の定着状況が改善されている事例が共有されました。就労体験は、就職先を探すだけでなく、参加者の就労意欲や自信の向上につながるとともに、就職後の定着にも好影響を与えている可能性が示されました。
最後のパイロット事業に向けた準備
続いて、第6回パイロット事業の実施計画について協議を行いました。
各地域の関係機関および自立就労支援員は、第5回パイロット事業で得られた教訓を踏まえながら、参加者募集の方法や関係機関との連携体制、企業開拓の進め方などを確認しました。また、事業実施中に想定される課題についても事前に検討し、必要な対応策について意見を交わしました。
第6回パイロット事業は、プロジェクト期間中の最後の取り組みとなります。そのため、これまで蓄積してきた経験を最大限に活かし、より多くの参加者が就労できるよう準備を進めています。
成果と教訓を就労支援制度の改善へ
プロジェクトではこれまで、パイロット事業を通じて就労体験プログラムの有効性や実施方法について検証を重ねてきました。今回のWGは、より効果的な支援のあり方を検討する貴重な機会となりました。
今後、第6回パイロット事業を通じて得られる成果や教訓を取りまとめ、モンゴルにおける就労支援制度の改善に向けた政策提言につなげていく予定です。
プロジェクトで蓄積した経験や知見を今後の全国展開につなげることを目指し、関係機関との協議を進めていきます。
実施WGでの協議の様子
支援員リーダーによる第5回パイロット事業の結果報告の様子