バジェ・デ・スーラ都市圏洪水対策マスタープランプロジェクト
Project for the Flood Control Master Plan for the Metropolitan Area of Sula Valley
実施中案件

- 国名
- ホンジュラス
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 水資源・防災
- 協力期間
- 2024年7月~
プロジェクト紹介
「バジェ・デ・スーラ」と呼ばれる地域は、国内総生産の60%以上を産出する地域であるものの、カリブ海上で頻発する熱帯低気圧やハリケーンの被害を受け易いため、ホンジュラス経済は毎年大きな経済的損失を被っています。ホンジュラス政府は、従来災害リスク削減に向けて災害対策を重点分野の一つとしているものの、流域全体のバランスを考慮した治水計画に基づいた対策が講じられておらず、開発に伴い被害が拡大しています。
本事業はバジェ・デ・スーラ都市圏において、流域特性・気候変動影響を踏まえ科学的根拠・客観的事実に基づく洪水対策マスタープラン(FCMP)を策定することにより、先方政府により 洪水対策マスタープラン(FCMP)承認を図り、もって同都市圏における洪水リスクの削減に寄与する。
【上位目標】
ウルア川及びチャメレコン川における洪水リスクが削減される。
【プロジェクト目標】
FCMPがホンジュラス政府により承認される。
【成果】
成果1:洪水の発生現象とそのメカニズムが解明される。
成果2:FCMP及び優先事業に関するPre-FSが実施される。
成果3:FCMPに基づく洪水リスク削減のための組織体制が構築される。