ポートサイード県廃棄物発生抑制・減量化アプローチ確立プロジェクト
Project for the Development of Waste Reduction/ Minimization Approach in Port Said Governorate
実施中案件
- 国名
- エジプト
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理
- 協力期間
- 2025年7月~2028年6月
プロジェクト紹介
エジプトでは、近年の急激な経済成長と人口増加により、廃棄物の排出量が増加傾向にあります。特にプラスチックごみは大量に廃棄されており、一般廃棄物に含まれるものだけで年間約450万トンが排出されています。その一部は再利用やリサイクルがなされていますが、取り組みは未だ不十分です。その結果、プラスチックごみの海洋流出が急増し、近海の汚染や生態系への影響が懸念されています。
この課題に対し、エジプトの環境省は2020年に廃棄物管理規制庁(WMRA)を新設し、統合的な廃棄物管理を推進しています。特に使い捨てプラスチック袋(SUPB)の使用を問題視し、製造、輸出入、無償配布の禁止・有料化を規定しました。また、SUPBや海洋プラスチックごみの流出対策のための多様な取り組みを実施しています。しかし、WMRA自体が新設間もない機関であるため、プラスチックごみの減量化にかかる取り組みの知見・経験は十分に蓄積されていません。また、各県内や自治体におけるリサイクル産業も一部しか展開されていないため、実行性のあるプラスチックごみ対策の導入、実施を強化する必要があります。
本事業は、ポートサイード県において、廃棄物管理の現状分析と住民・事業者を対象としたパイロットプロジェクトを実施し、廃棄物の発生抑制・減量化に資するアプローチを体系化し、その確立と普及展開に向けたWMRAの能力強化を図り、その後、他県での導入を目指します。
【上位目標】
廃棄物の発生抑制・減量化に資するポートサイードアプローチが他の県で試行される。
【プロジェクト目標】
廃棄物の発生抑制・減量化に資するポートサイードアプローチが確立され、他の県への普及展開に向けたWMRAの能力が強化される。
【成果】
成果1:ポートサイード県の廃棄物管理に係る現状と課題が整理される。
成果2:パイロット事業を通じて住民の発生抑制・減量化に資する活動が実施される。
成果3:パイロット事業を通じて事業者の発生抑制・減量化に資する活動が実施される。
成果4:県及び住民・民間による廃棄物の発生抑制・減量化アプローチが体系化される。
協力地域地図

