循環型社会促進に向けた廃棄物管理能力強化プロジェクト
The Project for Promoting Circular Model of Environmentally Sound Solid Waste Management in Urban Areas
実施中案件

- 国名
- ケニア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理
- 協力期間
- 2024年3月~
プロジェクト紹介
ケニアでは都市部の人口増加に伴い、廃棄物が急増しています。民間企業が資源回収及びリサイクルを牽引し、ケニア政府も2022年にSustainable Waste Management Actを、2024年にはアフリカで2か国目として拡大生産者責任(EPR)規則を施行するなど、循環型社会の形成に向けた取り組みが加速しています。一方、廃棄物収集率はナイロビ市で60%程度に留まるほか、最終処分場が逼迫し、衛生的な埋立・管理が行われていない等の課題を抱えています。
本事業はこれらの複層的な課題に対応し、ケニア政府の政策実施能力の強化と、廃棄物の収集や最終処分場の改善等郡政府の廃棄物管理能力の強化を行います。これにより、ケニア都市部における資源回収システムが構築され、もってケニアにおける資源循環が促進されることを目指します。
【上位目標】
ケニアにおける資源循環が促進される
【プロジェクト目標】
ケニアの都市部において資源循環の仕組みが構築される
【成果】
成果1
ナイロビ市においてパイロット事業を通じて資源回収の適切な手法が構築される
成果2
モンバサ郡においてパイロット事業を通じて MRF の適切な活用手法が構築される
成果3
キアンブ郡においてパイロット事業を通じて最終処分場からの適切な資源回収手法が構築される
成果4
パイロットサイトでの環境上適正な廃棄物管理や資源回収の経験がケニアの都市間で共有される