2025.1.20~24 メキシコ「コリマ州防災週間」に貢献しました
1月20日の週に開催されたメキシコ・コリマ州政府が推進する「防災週間」のイベントに、本プロジェクトからも京都大学防災研究所のガリバイ研究員が登壇し、地域の様々な組織が共同で複合的な災害に備える必要性を訴えました。また、「コリマ州防災週間」に係る活動の一環として、地域防災活動・防災教育をマンサニージョ市内の地域や小学校とともに実践していくための準備や、コリマ大学、メキシコ国立自治大学とも協力しながら、マンサニージョ市市民防災・消防局を対象にした複合防災や心のケアに関するワークショップも行いました。これらは、今後の防災教育プログラム開発のための基礎資料として用いられます。
ガリバイ研究員はメキシコ国内の防災機関で勤務した経験を持ち、当初からJICAによる防災協力に積極的に参加していました。そして、JICAの奨学金制度である「SDGsグローバルリーダーコース」を活用して来日し、京都大学防災研究所で博士号を取得し、現在は本プロジェクトにおけるリスク・コミュニケーション分野の主要な研究員として活躍しています。
「コリマ州防災週間」のイベントに登壇するガリバイ研究員
コリマ州福祉局を対象にリスク・コミュニケーションに関する講演を行うガリバイ研究員
ワークショップで作成された体験マップ
地元コリマ大学のパディージャ教授も協力し、防災週間のワークショップは開催された