シンド州小規模園芸農家支援プロジェクト
The Project for Smallholder Horticulture Farmer Empowerment in Sindh Province
実施中案件

- 国名
- パキスタン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2024年1月~
プロジェクト紹介
パキスタンのシンド州は、インダス川下流に位置し農業が盛んであり、パキスタンのGDPの11%は同州の農業が貢献しています。同州は水資源や気候条件に恵まれた主要穀物生産地域であり、コメや小麦等の他、園芸作物栽培も盛んです。しかし、生産性や品質の低さ、農業インフラや市場アクセスの不足、農家や農業関係者の農業技術や経営に係る能力不足といった恒常的な課題に直面してます。
本事業は、パキスタンのシンド州において、同州の状況に合致したSHEPアプローチが開発され、同アプローチを用いた農業普及活動が小規模農家を対象に実施します。これにより、対象農家の所得向上を図り、もって、同州政府による市場志向型農業の推進を目指します。
【上位目標】
シンド州の状況に合致した市場志向型農業促進のための普及活動が、広く小規模農家に実施される
【プロジェクト目標】
生産性及びマーケティング力強化の普及活動により、小規模農家の所得が向上する。
【成果】
成果 1
シンド州の主要な園芸適地における洪水被害及び復旧・復興状況及び営農実態を勘案した活動計画が立案される。
成果 2
シンド州農業・供給・価格局において、SHEPアプローチに基づいた農業普及活動を実施する職員が育成され、職員の普及能力が強化される。
成果 3
シンド州の状況に合致した SHEPアプローチが開発される。
成果 4
対象県において、小規模農家がSHEP活動に参加する。
成果 5
SHEPアプローチの制度化が提案される。