チンボラソ県農村部における生計向上を通じた家族農業強化プロジェクト
The Project to Strengthen Family Farming in the Rural Area of the Province of Chimborazo through the Improvement of Livelihoods
実施中案件
- 国名
- エクアドル
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2025年2月~2029年1月
プロジェクト紹介
エクアドルにおける都市部の貧困率は約2割、農村部の貧困率は約4割(2023)と格差が大きい状況です。中でもシエラ(山岳)地域に位置するチンボラソ県では先住民族の割合が約4割を占め、貧困率や子どもの栄養不足蔓延率が全国でも高い地域となっています。農業は同国の主要産業ですが、農家の多くを占める小規模な家族農家は市場アクセスが限られ適切な販売先を確保できない、栽培技術が不十分である、農業生産増が収入向上に直結していない等の問題を抱え、十分な所得を得られていません。貧困削減、格差是正の観点からも家族農家の生計向上と生活の質改善が求められています。また、同国では農業生産に従事している女性のうち約9割が実質無給であり、その所得向上とジェンダー格差是正が重要な課題となっています。
本事業は、チンボラソ県において、農家への市場志向型農業振興(SHEP)アプローチの普及活動を行うことにより、農業普及サービスの実施体制の強化を図り、同県の家族農家の家計の改善に寄与するものです。
【上位目標】
市場志向の家族農業とジェンダーに配慮した農業普及サービスの促進を通じて、チンボラソ県の家族農業グループに属する生産者の家計の改善に貢献している。
【プロジェクト目標】
チンボラソ県対象地域において対象家族農家の家計の改善に資する農業普及サービスの実施体制が強化される。
【成果】
成果1:農牧省とチンボラソ県農牧省において、農業普及事業の中でSHEPアプローチを活用した普及サービスを実践する職員が育成される。
成果2:チンボラソ県農牧省とプロジェクトの関係者により、営農実態を勘案してSHEPアプローチを活用した普及サービスの活動計画が立案される。
成果3:SHEPアプローチの一連の活動を通じて、対象家族農家が家計の改善のための技術・知識を習得する。
成果4:第一バッチの経験を元にSHEPを活用した農業普及サービスをチンボラソ県のその他の家族農家グループに展開し、本プロジェクトの優良事例と教訓をチンボラソ県内および国内に共有する。
協力地域地図

