海上保安能力向上プロジェクト
The Project for Enhancement of Capability in Maritime Safety and Security
実施中案件
- 国名
- 東ティモール
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 運輸交通
- 協力期間
- 2026年4月~2028年3月
プロジェクト紹介
東ティモールは、インド洋と太平洋を結ぶ重要な航路に接するティモール島の東半分を占めています。その南にある豪州は、日本向け液化天然ガス(LNG)や鉄鉱石の世界最大の輸出国であり、東ティモールの近海は、豪州と日本を結ぶ輸送経路の一部を成しており、アジア太平洋地域において重要です。
一方、首都のディリを含む主要都市の多くが点在するティモール島北側海域では、船舶の転覆等の海難事故が発生し、インドネシアと国境を接する東ティモール北西部では、燃料、砂糖、たばこ等の密輸が行われています。これらの取り締まりや救難、環境保全、海上での国境域の監視などを担う海上警察(MPU)は、保有する船舶5隻の規模や数の維持管理上の制約から活動海域が限定されており、北部海域全域をカバーできていません。また、MPUの職員に対する体系的な教育・訓練も十分ではなく、船艇の整備を通じた、現場海域への出動態勢の強化と人材育成が喫緊の課題となっています。
本事業は、東ティモールにおいて、MPUに対し、複合型高速ボート(RHIB)を整備するとともに、海上犯罪取締り、救難、RHIBの運用・維持管理に関する能力強化を支援することにより、海上保安業務を迅速かつ適切に実施するための能力の向上を図り、もって東ティモール周辺海域の平和と安定の実現に寄与するものです。
【上位目標】
東ティモール周辺海域において、MPUによる海上保安業務が継続的に実施されている。
【プロジェクト目標】
RHIBを活用した、海上保安業務体制が構築されている。
【成果】
成果1:MPUの組織体制が強化される。
成果2:MPUの人材育成が促進される。
成果3:MPUにRHIBが導入される。
協力地域地図

