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ウズベキスタンの地域特性に配慮したカーボンニュートラル社会実現のための効率的・革新的グリーン/ブルー水素製造技術開発プロジェクト

The Project for Development of Innovative Technologies for Efficient Generation of Green/Blue Hydrogen for Realization of Carbon-neutral Society with Consideration of Industrial and Environmental Characteristics in the Region

実施中案件

パイロットテスト実施油田の視察(写真提供:JST)
国名
ウズベキスタン
事業
技術協力
課題
資源・エネルギー
協力期間
2024年6月~2029年5月

プロジェクト紹介

ウズベキスタンの電源構成は、同国産の豊富な天然ガス・石炭を利用した火力発電が約9割、水力発電は1割未満と化石燃料の依存度が高い状況です。老朽化した天然ガス焚き火力発電所の非効率な運転によって、温室効果ガスの排出量が世界で最も高いレベルにありますが、パリ協定に従い、GDP単位あたりの温室効果ガスの排出量を2030年までに2010年比で35%削減することを約束しています。将来に亘る安定した経済成長とエネルギー供給を確保しつつ、クリーン・エネルギーによる環境配慮を調和させることが同国の喫緊の課題となっており、2026年までに電力需要の少なくとも25%を再生可能なクリーン・エネルギーでカバーするべく、エネルギー・トランジションを推進しています。また、水素利用については、水素技術の研究開発を担う人材の育成が重要課題とされ、水素先進国からの技術導入と人材育成に対する支援へのニーズが高まっています。

本事業は、ウズベキスタンにおいて、①石油の地下原位置水素化技術の確立、②水蒸気電解技術の確立、③ペロブスカイト太陽光電池の開発、④水素生成光触媒複合体の開発、⑤社会実装を目標とした技術的/経済的評価とウズベキスタン政府への政策提言を行うことにより、ウズベキスタンの地理、産業構造、環境的特性を活かした最先端のブルー/グリーン水素関連技術の実験と人材育成を図り、もって持続可能な水素社会を実現するための最先端技術を日本の産学との強力な連携により構築し、中央アジア地域におけるカーボンニュートラルの推進に寄与するものです。


【上位目標】
ウズベキスタンにおいて、持続可能で強靭な水素社会を実現するための最先端技術の研究・導入モデルが、日本の産学との強力な連携により構築され、中央アジア地域におけるカーボンニュートラルが本研究により推進される。

【プロジェクト目標】
ウズベキスタンの地理的、産業構造的、環境的特性を活用した最先端のブルー/グリーン水素関連技術の実証研究と人材育成が行われる。

【成果】
成果1:「ブルー」水素がウズベキスタンの廃油貯留層で地下原位置触媒水蒸気改質により生成される。
成果2:「グリーン」水素が、ウズベキスタンの太陽エネルギーと産業からの廃熱を利用した低温水蒸気電気分解によって製造される。
成果3:ウズベキスタンの環境条件下で、次世代ペロブスカイト太陽電池の電力変換効率と長期動作耐久性が向上する。
成果4:水素製造のための新しい光触媒複合体が合成される。
成果5:ウズベキスタンにおける水素エネルギーを利用したカーボンニュートラル実現の可能性を技術経済的側面から研究し、ウズベキスタン政府に提言される。
成果6:ウズベキスタンの水素社会を担う次世代人材が育成される。

協力地域地図

ウズベキスタンの地域特性に配慮したカーボンニュートラル社会実現のための効率的・革新的グリーン/ブルー水素製造技術開発プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • プロジェクトコンセプト 

  • 相手国研究機関の若手研究者への技術指導(写真提供:柳田行範) 

  • 光触媒合成原料となる銅スラグのサンプリング(写真提供:柳田行範) 

  • 相手国研究機関(UJICY)での実験(写真提供:柳田行範) 

  • 長期留学生(九州大学博士課程)による研究成果の発表(写真提供:柳田行範) 

  • 研究成果の社会実装を見据えた本邦水素製造技術の視察(写真提供:柳田行範) 

  • 調達機材(XRD, XRF)の搬入風景(写真提供:柳田行範) 

  • 第一回中央アジアSATREPS合同コンファレンス開催(写真提供:柳田行範) 

  • 相手国地方大学を訪れての水素エネルギーの講義(技術啓蒙)(写真提供:柳田行範) 

  • 本プロジェクトが紹介された相手国小学校の教科書(社会啓蒙)(写真提供:柳田行範) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。