トンレサップ湖西部地域における広域的水管理システムによる水田からの温室効果ガス排出削減技術の開発と社会実装(SATREPS)
The project for development and social implementation of greenhouse gas emission reduction technologies in paddy fields of West Tonle Sap Lake by establishing a large paddy area water management system
実施中案件

- 国名
- カンボジア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2024年1月~
プロジェクト紹介
カンボジアを含むアジアモンスーン地域では、水田から排出されるメタンガス(CH4)が主要な温室効果ガス(GHG)の排出源となっています。間断灌漑を導入することにより、水田から排出されるCH4が削減されることが知られているが、広域の水田を対象とした検証はほとんど行われていません。
本事業は、水田から排出されるCH4が主要な温室効果ガスの排出源となっているカンボジアにおいて、モデル地区における広域的なCH4排出削減型水管理システムの確立、CH4排出削減量の広域推定手法の開発、CH4排出削減型水管理システムが持続的に実施される仕組の提案、を行います。これにより、メタン排出削減型水管理システムの開発、活用を図り、もって同国の削減目標(NDC)達成を目指します。
【上位目標】
同国においてCH4排出削減型水管理システムを活用したプロジェクトが計画もしくは実施される。
【プロジェクト目標】
CH4排出削減型水管理システムが開発され、活用される。
【成果】
成果1
モデル地区において広域的な CH4排出削減型水管理システムが確立される。
成果2
CH4排出削減型水管理システムによる排出削減量の広域推定手法が開発される。
成果3
CH4排出削減型水管理システムが持続的に実施される仕組みが提案される。