上下水道地域研修拠点能力強化プロジェクト
Project for Capacity Enhancement of Water and Sanitation Regional Training Hub
実施中案件
- 国名
- ウガンダ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 水資源・防災
- 協力期間
- 2024年10月~2027年10月
プロジェクト紹介
ウガンダの国家上下水道公社(NWSC)は、カンパラ市を含む国内の都市部とその周辺地域において、給水・衛生サービスの提供を担っています。NWSCは、国内外の研修事業等を担当するBusiness & Scientific Services部門において、人材育成・能力強化に取り組んでいます。2005年には、同部門内に、国内外の関係機関との知識共有を通じて収入源の多様化を図るためのプラットフォームとして、対外サービス部門(ES)が設立されました。ESは、NWSCの事業運営強化、南南協力及び地域間パートナーシップの促進に貢献してきました。JICAの南スーダン向け協力では、南スーダンの水道事業体職員をNWSCに派遣して研修を実施し、水道料金徴収能力や無収水管理能力の向上等の成果を上げました。このようにNWSCは、豊富な事業運営経験、研修施設、講師人材及び域内研修の実績を有しており、アフリカ域内の水道事業体の能力強化に貢献するリソースとして高い潜在力を有しています。
一方、NWSC内部では、中期事業計画実現のための能力強化や、新たな課題に対応できる人材の育成が求められています。また、研修を効率的に実施するため、オンライン研修や研修管理情報システムを効果的に活用する必要があります。加えて、中期的な研修開発の戦略や次世代講師の育成、新たな課題や領域を対象とした研修コースの設置、研修効果を継続的に確認・評価する仕組みの強化が求められています。
これらの点を解決しつつ、アフリカ域内の水道事業体関係者へ研修を提供してきたNWSCの経験を活かし、JICAはNWSCをアフリカ域内のハブ(核)の一つの組織として協働、共創することを目指しています。TICADで発信した「水道事業体関係者の共創・革新プラットフォーム」の取り組みとして、アフリカ各国の水道事業体成長支援を推進していく上で、NWSCは重要なパートナーとなることが大いに期待されます。
本事業はカンパラ市において、NWSCの研修実施能力及びアフリカ域内の研修プロバイダーとしての能力を強化するとともに、アフリカ域内の水道事業体や他国の研修プロバイダーとの連携を促進するものです。これにより、上下水道事業にかかる域内研修プロバイダーとしてのNWSCの能力強化を図り、もってNWSCがアフリカ域内の上下水道関係者の能力強化ハブとして機能することに寄与するものです。
【上位目標】
NWSCがESビジネス戦略計画に基づき、域内の上下水道関係者の能力強化ハブとして機能する。
【プロジェクト目標】
上下水道事業にかかる域内の研修プロバイダーとしてのNWSCの能力が強化される。
【成果】
成果1:NWSC の研修実施スキル・能力が強化される。
成果2:ESの域内水道事業体に対する能力強化プログラムの効果的な提供能力が強化される。
成果3:域内における水道事業体や他国の研修プロバイダーとの連携が促進される。
協力地域地図

