コソボ公共放送局能力向上プロジェクト フェーズ3
The Project for Capacity Development of Radio Television of Kosovo (RTK) -Phase 3
実施中案件
- 国名
- コソボ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- ガバナンス
- 協力期間
- 2024年11月~2026年10月
プロジェクト紹介
コソボでは、全ての国民に正確・中立・公正な放送を届けるという理念を達成すべく、公共放送局コソボラジオ・テレビ局(RTK)が多民族性に配慮した番組編成・制作をしています。アルバニア語の総合チャンネル(RTK1)に加え、セルビア語チャンネル(RTK2)が開設されていますが、セルビア系住民の多い北ミトロビッツァ及び周辺地域ではRTK2がいまだ放送されていません。また、南部の主要都市プリズレンでは、諸民族が混住しているため各民族のRTKスタッフが取材にあたっていますが、いまだ情報の精度が低い状態です。加えて、過去の映像素材の利活用に関する規定やマニュアルが整備されていません。
本事業は、コソボにおいて、RTKの報道・番組制作における民族間の協働の仕組みづくりやペヤ支局の設立、全ての多民族に配慮した番組制作への協力を通じて、RTKの報道・番組制作プロセスにおける民族統合の促進を図ります。これをもってRTKが多民族に信頼される公共放送局となることに寄与するものです。
【上位目標】
RTKが多民族に信頼される公共放送局となる
【プロジェクト目標】
RTKの報道・番組制作プロセスにおいて、民族統合が促進される
【成果】
成果1
全作業工程で民族間の協働が促進される
成果2
ペヤ支局が設立される
成果3
多民族の視聴者の RTK への信頼及び親近感を高める番組が制作される