農業廃棄物を活用したプラスチック代替素材製造に基づくサーキュラーエコノミーの構築
The Project for Utilization of Agricultural Wastes for Plastic Alternative Productions to Establish a Circular Economy
実施中案件
- 国名
- エジプト
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理
- 協力期間
- 2025年5月~2030年5月
プロジェクト紹介
エジプトはアフリカで最大のプラスチック消費国であり、廃棄されるプラスチックのうち適切に管理されずに海洋に流出する量が世界で7番目に多いと推計されており、近海の海洋汚染や生態系への影響が懸念されています。また、年間4,000~4,500万トン以上の農業廃棄物が発生すると推定されていますが、家畜飼料、堆肥、燃料として利用されているのはその半分以下といわれ、特に稲わらは、農業廃棄物の約1割を占めますが、その大部分が農地で焼却処理され、発生する黒煙による大気汚染が深刻な問題となっています。
本事業は、エジプトにおいて、農業廃棄物を活用したプラスチック代替素材を開発し、製造プロセスのシステム設計及び最適シナリオの提案、経済評価を行い、製造業への導入に向けた提案/政策提言を行うことにより、代替素材・製品の流通と雇用機会創出を通じたアフリカにおけるサーキュラーエコノミーの構築に寄与するものです。
【上位目標】
農業廃棄物を有効利用したプラスチック代替素材・製品の流通と、代替素材生産による雇用機会の創出を通じて、アフリカにおけるサーキュラーエコノミーの構築に寄与する。
【プロジェクト目標】
サーキュラーエコノミーの促進のため、農業廃棄物を活用したプラスチック代替素材が開発され、製造業への導入に向けた提案/政策提言が行われる。
【成果】
成果1:農業廃棄物を用いたバイオコンポジットが開発され、その製造のため概念実証規模のパイロット施設が建設・稼働する。
成果2:基礎研究を通じて、実験室規模の非木材パルプ・紙製造技術が開発される。
成果3:成果1で開発されたバイオコンポジットについて、農業廃棄物回収から代替素材製造・物流までのシステム設計がなされるとともに、成果2で開発された紙について農業廃棄物回収から製造、流通に係る最適シナリオを提示する。
成果4:代替素材の製造業への導入に向けた経済評価及び政策提言がなされる。
成果5:プロジェクトで開発されたプラスチック代替素材の普及に向けた情報発信がなされる。
協力地域地図

