森林と水田が共存した持続的で多様なファーミングシステムの構築プロジェクト(SATREPS)
Project for Development of the Sustainable and Diversified Rice Farming System by Reflecting the Importance of Forest Functions
実施中案件
- 国名
- マダガスカル
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2025年5月~2030年4月
プロジェクト紹介
マダガスカルの農業セクターは、同国の経済社会開発において重要セクターに位置づけられており、特に稲作の重要性が高く、2022年のコメの年間生産量は約460万トン、同自給率は87.3%(2022年)と、サブサハラ・アフリカでも有数のコメ生産・消費国です。絶対的貧困率が75%と高水準にある同国にとって、稲作振興が貧困削減および経済発展に果たす役割は大きいものがありますが、近年は年間生産量が伸び悩んでいます。また、同国は急速に進行する森林破壊並びに生物多様性の損失の危機にも直面しており、食料安全保障と自然環境保全に同時に取組んでいく必要性があります。
本事業は、マダガスカル西部及び中部において、水田の高度利用法とその普及手法の開発、並びに森林機能の科学的エビデンスの収集を行うことにより、森林と水田が共存した持続的で多様なファーミングシステムの開発を図り、もって対象地域における持続的で多様な稲作の推進に寄与するものです。
【上位目標】
プロジェクトで提案された水田を中心とした持続的で多様なファーミングシステムが対象地域において推進される。
【プロジェクト目標】
水田の高度利用法とその普及手法ならびに森林機能の科学的エビデンスを統合し、持続的で多様な水田ファーミングシステムをマダガスカル社会に対して提示する。
【成果】
成果1:化学肥料施用量と温室効果ガス排出量を抑えつつ、作物の生産性と多様性を高める水田の高度利用法が開発される。
成果2:養分欠乏水田における葉物野菜やマメ科作物の生産性を高める新規の有用生物資源及びその施用法が開発される。
成果3:水田の高度利用法の効果的な普及手法が開発され、技術採用が農家の厚生指標に及ぼす影響が明らかになる。
成果4:農業・森林政策の根拠となる持続的な水稲生産に資する森林の機能の科学的エビデンスが提供される。
協力地域地図

