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廃バイオマスの高付加価値化を目指したバイオリファイナリーによる化成品製造

The Project for Valorization of Disposal Biomass for Chemical Production Based on Biorefinery Concept

実施中案件

Minutes of Meeting の締結
国名
タイ
事業
技術協力
課題
資源・エネルギー
協力期間
2025年5月~2030年5月

プロジェクト紹介

タイは東南アジア有数の農業国であり、国土の65%以上が農業関連用地で占められているため、稲わら、もみ殻、サトウキビの葉等、農産物の収穫・加工に由来する廃棄物系バイオマス(廃バイオマス)が毎年約6,000万トン発生し、こうした大量の廃バイオマスの焼却処理は同国における大気汚染の原因の一つとされています。タイ政府はこうした社会課題の解決と経済成長を実現するため、「バイオ・循環型・グリーン(BCG)経済モデル」を推進し、化石燃料からバイオマスエネルギーへの転換や廃バイオマスのエネルギー利用に注目が集まっています。しかし、より付加価値が高いと見込まれるバイオケミカル製品は、製造コストが化石燃料由来の製品に比べて高いことから利用が進んでいません。バイオケミカル製造には多額の投資、高度な技術が必要であり、これまで同国では官民連携により様々なバイオケミカル製造に関する共同開発を実施してきましたが、現行の技術・人材レベルは不十分で実用化・産業化には至っていません。

本事業は、タイにおいて農業分野の廃バイオマスの高付加価値化を目指すため、バイオリファイナリーによる化成品製造技術確立に資する原料処理・触媒反応・プロセス技術の提案を図り、同国の廃バイオマスの利活用とバイオケミカル製品の製造が同国の革新的な産業として成長することに寄与するものです。

【上位目標】
バイオリファイナリーの原料として廃バイオマスの利活用が進み、バイオナフサ・バイオベンゼン等、バイオケミカル産業がタイの革新的な産業として成長している。
【プロジェクト目標】
タイの廃バイオマスを原料としたバイオケミカル産業推進に寄与する原料処理・触媒反応・プロセス技術が提案される。

【成果】
成果1:廃バイオマスの利活用に関する提案が行われる。
成果2:廃バイオマス原料の分離・低分子化技術が開発される。
成果3:廃バイオマスを原料にしたバイオケミカル製造用触媒技術が開発される。
成果4:テクノエコノミック分析が実施され、廃バイオマスを原料としたプロジェクトで開発した技術の持続性が評価される。
成果5:パイロットプラントが稼働し、タイでの廃バイオマスを原料にバイオケミカルが製造され、バイオケミカル産業を担う人材が育成される。

協力地域地図

廃バイオマスの高付加価値化を目指したバイオリファイナリーによる化成品製造の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • サトウキビ圃場におけるバイオマス発生状況確認 

  • コメ由来の主要なバイオマス原料の例 

  • バイオマスを化学物質に分別する技術の開発プロセス 

  • チュラロンコン大学理学部化学技術研究室  

  • 東京科学大学でレクチャーに参加する研修生 

  • パーム油工場における廃バイオマス現地調査 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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