媾疫撲滅に向けた研究および防疫基盤の確立
The Project for Establishment of Research and Disease Control Systems for Eradication of Dourine
実施中案件
- 国名
- モンゴル
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2025年6月~2030年6月
プロジェクト紹介
モンゴルの農牧業は同国の基幹産業です。なかでも牧畜業のうちウマは、モンゴルの産業及び文化の様々な側面で同国に根付いており、その飼養頭数は約480万頭と世界4位の規模です。しかし、ウマの感染症である媾疫(こうえき)が蔓延しているにも関わらず、媾疫の原因病原体であるトリパノソーマの病態に関する基盤情報が不足している状況です。また、現状、有効なワクチンや治療薬がないことから、その制御は感染動物の摘発と淘汰によって行われることとなっていますが、収入源として価値の高いウマが感染した場合に淘汰の同意が得られにくく、感染制御対策の実施が困難となっています。
本事業は、同国の媾疫撲滅に向けて、プロジェクト対象地域における1)ウマの飼育形態に応じた関係者への介入方法の特定、2)媾疫の病態の解明、3)交尾による伝播を防ぐ繁殖補助技術の構築を通じ媾疫対策手法の確立を図り、プロジェクト対象地域以外でも開発された媾疫対策手法が普及されることに寄与するものです。
【上位目標】
承認された媾疫対策措置がプロジェクト対象地域以外でも実施される。
【プロジェクト目標】
プロジェクト対象地域において媾疫対策手法が確立される。
【成果】
成果1:プロジェクト対象地域におけるそれぞれの飼育形態に応じた関係者への介入方法が特定される。
成果2:媾疫の病態が学際的アプローチによって明らかになる。
成果3:交尾による媾疫の伝播を防ぐためのウマの繁殖補助技術が確立される。
協力地域地図

