サモア国立大学保健科学学部施設整備計画
The Project for the Improvement of Facilities at the Faculty of Health Science, National University of Samoa
実施中案件

- 国名
- サモア
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 保健医療
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2024年2月
- 供与額
- 24.01億円
プロジェクト紹介
サモアの保健セクターは、医療従事者不足、施設の老朽化、予算不足等の問題を常に抱えており、特に保健医療人材の育成に対するニーズが大きいとされています。サモア国立大学では、看護科及び医学科から構成される保健科学学部において、当国内の保健人材の 9 割が当大学で資格を取得しています。しかし、既存施設は、学生数に対する講義室等の設備不足により、大教室の他学部との共用、一般教室を間借りして通常授業時間外で実習をするなどの問題が生じており、シミュレーター等の実習・実験機材についても不足又は老朽化により十分な内容の実習が行えていない状況にあり、当学部教育実習棟を整備することが喫緊の課題となってます。
本事業は、アピアに位置するサモア国立大学の保健科学学部において、医師及び看護師の養成プログラムを実施する教育実習棟の建設と関連資機材の整備を行うことで、保健医療分野における教育の質の向上を図るものです。
【事業の目的】
本事業は、首都アピアに位置するサモア国立大学保健科学学部において、医師及び看護師養成のプログラムを実施する保健科学学部教育実習棟の建設及び関連機材の整備を行うことにより、保健医療分野における教育の質の向上を図り、もって保健医療人材の育成強化に寄与するもの。
【事業内容】
1)施設、機材等の内容:
【施設】保健科学学部教育実習棟(総延床面積約 3,550 m2 ※発電機棟 35㎡を含む)(教員事務室、司書事務室、講義室、シミュレーション室、図書館、セミナー室、医学実験室、講堂等)
【機材】実験・実習用機材(出産シミュレーター4 点、フィジカルアセスメントモデル、患者モニター、超音波診断装置(出産)等)、教育用機材(AV システム(固定カメラ、プロジェクター、スクリーン含む)等)
2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容:
詳細設計、入札補助、施工・調達監理、機材及び施設維持管理等にかかる技術指導