感染性廃棄物管理改善計画
The Project for the Improvement of Infectious Waste Management
実施中案件

- 国名
- カンボジア
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 保健医療
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2022年11月
- 供与額
- 4.36億円
プロジェクト紹介
カンボジアにおける公的保健医療サービスの提供体制は、首都と地方の格差が広がっています。医療廃棄物管理についても、地方の病院では焼却炉や廃棄物用滅菌装置が設置されていますが、主流となる焼却炉の温度管理ができないなど機能が不十分であることや、老朽化しているため完全な状態で稼働していない病院もあります。また、医療廃棄物管理が徹底されておらず、敷地内に医療廃棄物が散乱し、病院に勤務するスタッフ、患者及近隣住民は感染性廃棄物からの病原体曝露のリスクに晒されています。本事業は、29か所の公的医療施設において、感染性廃棄物処理設備の整備を行うことにより、感染性廃棄物処理の強化を図ります。そして、これをもって健康被害の軽減を目指します。
① 事業の目的:本事業は、29か所の公的医療施設において、感染性廃棄物処理設備の整備を行うことにより、感染性廃棄物処理の強化を図り、もって健康被害の軽減に寄与するもの。
② 事業内容:
ア)施設、機材等の内容:【機材】温度管理及び排ガス処理装置のある医療廃棄物焼却炉(29 台)
イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容:詳細設計、入札補助、調達監理、調達機材の運営・維持管理に係る研修等。