感染性廃棄物管理改善計画
The Project for the Improvement of Infectious Waste Management
実施中案件
- 国名
- スリランカ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 保健医療
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2023年4月
- 供与額
- 5.03億円
プロジェクト紹介
スリランカでは新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み、各地の医療施設で感染性廃棄物量が急増しています。これらの廃棄物を適切に処理する設備の導入が喫緊の課題となっていますが、政府予算の制約等の理由から十分に対応できていません。老朽化した焼却炉や野焼きによる処理では廃棄物が適切な焼却温度に到達せず、ダイオキシンや黒煙、悪臭が発生することに加え、不適切に管理された感染性廃棄物からの感染性病原体への曝露リスクが増大しています。
本事業は、15か所の公的医療施設において、医療廃棄物焼却炉の整備を行うことにより、感染性廃棄物処理の強化を図り、もって健康被害の軽減を目指します。
【事業の目的】
本事業は、15か所の公的医療施設において、医療廃棄物焼却炉の整備を行うことにより、感染性廃棄物処理の強化を図り、もって健康被害の軽減に寄与するもの。
【事業内容】
ア)施設、機材等の内容:
【機材】温度管理及び排ガス処理装置のある医療廃棄物焼却炉(15 台)
イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容:
詳細設計、入札補助、調達監理、調達機材の運営・維持管理に係る研修等。
ウ)調達・施工方法:本邦調達とする