感染性廃棄物管理改善計画
The Project for the Improvement of Infectious Waste Management
実施中案件
- 国名
- ホンジュラス
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 保健医療
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2023年3月
- 供与額
- 10.13億円
プロジェクト紹介
新型コロナウイルス(COVID-19)が感染拡大し、国内の医療施設においては注射筒や注射針等に加え、個人防護具(マスク・ガウン等)を含む感染性廃棄物の発生量が急激に増加しました。しかし、従来からの収集運搬車両や処分場重機が不足しており、COVID-19等感染症の廃棄物の増加に対応しきれていない状況にあります。また、感染性廃棄物が分別されないまま一般廃棄物と混在して保管・収集運搬されていることから、医療従事者や廃棄物管理従事者、周辺住民への感染リスクが懸念されており、管理体制の強化が必要となっています。
本事業は、対象10における医療施設及び自治体において、感染性廃棄物管理に必要な資機材等を整備することにより、新型コロナウィルス等の対応で生じた感染性廃棄物の適切な処理及び滅菌・感染制御の基盤を強化をします。これをもって廃棄物由来の感染防止により、ホンジュラスの質の高い社会サービスの普及を目指します。
①事業の目的
本事業は、対象10県における医療施設及び自治体において、感染性廃棄物管理に必要な資機材等を整備することにより、新型コロナ対応で生じた感染性廃棄物等の適切な処理及び滅菌・感染制御基盤の強化を図り、もって廃棄物由来の感染防止を通じた、ホンジュラスの質の高い社会サービスの普及に寄与するもの。
② 事業内容
ア)機材等の内容:
感染性廃棄物滅菌装置、滅菌装置一式設置用コンテナ、収集・運搬管理用機材、最終処分場用機材、収集運搬用容器等
イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容:
詳細設計、入札補助、調達監理、調達機材の運用・維持管理に係る研修等