第二次南北回廊北部区間道路改修計画
The Project for the Road Improvement of the Northern Part of the North-South Corridor(Phase 2)
実施中案件

- 国名
- ジンバブエ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2024年3月
- 供与額
- 23.89億円
プロジェクト紹介
南部アフリカの国際幹線道路である南北回廊(注)のうち、ジンバブエの北部山間部を通過する区間は、設計・施工の難易度が高いため整備・改修が進んでおらず、交通事故が多発しています。安全面だけではなく、大型トラックの走行速度が時速15kmに制限されるなど円滑な物流の大きな障害となっています。2018年に開始した無償金協力事業「南北回廊北部区間道路改修計画」(以下、第一次)では、当該区間のうち国境から6.5kmの山岳区間の改修・拡幅を行い、道路設計や安全管理等の日本の高い技術が評価されました。
本事業は、第一次に連続する未整備区間7.8kmにおいて、登坂車線の建設及び道路の拡幅を行うことを通じ、安全かつ円滑な物流に貢献するものです。
(注)南アフリカのダーバン港からジンバブエ、ボツワナを通過し、ザンビア、コンゴ民主共和国へと続く域内最大の物流規模を誇る国際幹線道路
【事業の目的】
本事業は、南部アフリカの国際幹線道路である南北回廊のうち、ジンバブエの北部山間部を通過する区間において、登坂車線の建設及び急カーブ地点の拡幅を行うことにより、交通事故の削減、渋滞の緩和及び通行時間の短縮を図り、もって南北回廊における安全かつ円滑な物流を通じた南部アフリカ地域経済の円滑な統合に寄与するもの。
【事業内容】
1)施設等の内容
対象区間(7.8km)の道路改修(1 ヶ所の登坂車線の建設及び 6 ヶ所の急カーブ地点の拡幅を含む)
2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、施工監理、研修(道路設計・施工監理・安全管理・維持管理)