ソコデ市バイパス道路建設計画

トーゴ共和国を南北に縦断するトーゴ回廊は、港を有する首都ロメと内陸国ブルキナファソの首都ワガドゥグまでを結び、ブルキナファソだけでなくマリ共和国、ニジェール共和国、チャド共和国に対する物流の生命線となっています。同回廊は、国内では主に国道1号線と、国道1号線上にある当国中部の都市ソコデから西に分岐する国道17号線とで構成されます。近年、このトーゴ回廊の整備による交通量の増加に伴い、ソコデ市内の渋滞による物流の停滞や歩行者・二輪車との交通事故の増加等が懸念されています。

本事業は、国道1号線と17号線の分岐点があるソコデ市街地を迂回するバイパス建設により、市街地の渋滞発生の回避及び交通安全の強化を図ります。これをもってトーゴ回廊全体の効率化並びにトーゴ北部及び周辺国への交通・物流の円滑化を目指します。

【事業の目的】
本事業は、国道1号線と17号線の分岐点があるソコデ市街地を迂回するバイパス建設により、市街地の渋滞発生の回避及び交通安全の強化を図り、もってトーゴ回廊全体の効率化並びにトーゴ北部及び周辺国への交通・物流の円滑化に寄与するもの。

【事業内容】
ア）施設、機材等の内容
【施設】バイパス道路 約 12.7km（片側 1 車線道路。起点部（国道 1 号接続部）～国道 17 号接続部まで）

イ）コンサルティング・サービス／ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、施工監理等。