緊急復旧計画(フェーズ3)
The Programme for Emergency Recovery(Phase 3)
実施中案件

- 国名
- ウクライナ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 平和構築
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2024年2月
- 供与額
- 158.00億円
プロジェクト紹介
2022年に始まったロシア軍によるウクライナへの侵略は長期化、同年10月以降はウクライナ国内の電力・エネルギー関連施設や民間の施設を狙ったミサイル攻撃や砲撃等が続き、度重なるシェルターへの避難や計画停電を余儀なくされるなど同国での市民生活は益々厳しい状況となっています。JICAはこれまで「緊急復旧計画」及び「緊急復旧計画(フェーズ2)」等を通じ、ロシア軍の侵略により厳しい生活を強いられるウクライナの人々を支援してきました。
本事業は、同国の緊急復旧ニーズに対応するため追加支援を実施するものです。電力・エネルギー、運輸・交通、地雷・不発弾対策、官民連携の分野において緊急復旧に必要な資機材等を調達することにより、ウクライナの緊急復旧及び経済復興を促進します。
【事業の目的】
本事業は、ウクライナにおいて、緊急復旧及び経済復興に必要な資機材等の調達を実施することにより、平和フォーミュラの促進(エネルギー安全保障、環境等)及び持続的な経済復興に資する官民連携の推進を図り、もって同国の緊急復旧及び経済復興に寄与するもの。
【事業内容】
1)施設、機材等の内容
【機材】電力・エネルギー設備及び関連設備復旧用資機材、地雷・爆発物処理機材、運輸・交通インフラ復旧資機材、遠隔医療及び精神的リハビリ用資機材、及び前述資機材の関連装備品等
※流動的な情勢を踏まえ、施設・機材等の内容は先方のニーズに応じて変更の可能性あり。
2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、施工・調達監理、整備する施設、機材等の運転・維持管理等にかかる技術指導等。
3)調達・施工方法
機材内容・納期及びウクライナ国内のニーズ調査に基づき、本邦調達を優先しつつも、資機材内容により、本邦、被援助国、第三国より選択する。