モレロス州野菜生産技術改善計画

メキシコのモレロス州は、地理的にも首都（メキシコシティ）に近いため、タマネギ、トマト、青トマト（オオブドウホウズキ）などの野菜も栽培されていましたが、野菜栽培は、慣行的な農法で行われ、生産技術の改善と作物の多様化が必要でした。この協力では、同州にある国立農牧林研究所サカテペック試験場において、野菜の栽培技術や病害虫防除技術、優良品種の育種・生産技術などにおける人材育成を支援しました。これにより、同州の中核農家に対し、適用性のある実践的野菜栽培技術の普及に貢献しました。