中等学校整備計画
The Project for the Improvement of Secondary Schools
実施中案件

- 国名
- エスワティニ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 教育
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2024年8月~2029年12月
- 供与額
- 16.13億円
プロジェクト紹介
エスワティは、2010年1月から初等教育無償化を開始し、初等教育の就学者数が増加した結果、純就学率は93%(2018年、教育訓練省年次統計)、中等教育へのニーズが急速に高まっています。当国において、「中等学校教育が提供されていないエリアにおけるアクセスの改善」が戦略目標に挙げられており、特に科学実験室やICT実習室などを備えた質の高い教育を提供できる施設の拡充が急務となっています。
本事業は、エスワティニの国内4ヶ所において、中等学校の新設及び機材整備を行うことにより、対象地域での教育環境及びアクセスを改善し、もって当国の中等教育の質の向上に寄与するものです。
【事業の目的】
本事業は、エスワティニの国内4ヶ所において、中等学校の新設及び機材整備を行うことにより、対象地域での教育環境及びアクセスを改善し、もって当国の中等教育の質の向上に寄与するもの。
【事業内容】
1) 施設、機材等の内容
【施設】中等学校4校の新設(計約 6,800㎡)。1校あたりのコンポーネントの内訳は以下のとおり。
教室棟(1校あたり5教室)、理科実験棟、ICT実習棟、家政科実習棟、管理棟、給食厨房、便所棟、教職員住居、その他の付帯設備、教育家具(机、椅子等)
【機材】新設される中等学校に対する機材整備。1校あたりに整備される主な機材は以下のとおり。理科実験器具(生物顕微鏡等)、家政科機材(電動ミシン、オーバーロックミシン、電気コンロ等)、ICT学習機材(デスクトップ・コンピューター)、管理・教材作成用ICT機材(ラップトップPC、プリンター、プロジェクター等)等
2) コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、施工・調達監理。ソフトコンポーネントは無し。
3) 調達・施工方法
エスワティニに登録する現地企業を対象とした一般競争入札により選定。建設資機材・機材等は現地による調達を基本とし、現地にて調達が困難な資材は南アフリカ等における第三国調達を行う。機材調達にかかる第三国からエスワティニまでの輸送費は日本側にて負担する。