漁業調査船建造計画
The Project for the Construction of a Fishery Research Vessel
実施中案件

- 国名
- モーリタニア
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 水産
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2024年11月~2029年12月
- 供与額
- 29.27億円
プロジェクト紹介
モーリタニアにおいて、水産業は基幹産業となっています。また、2000年以降、世界的な水産需要の高まりを受けて漁獲量は増加傾向にあり、当国経済における水産業の重要性が更に高まっています。他方、当国の海域では、海洋環境の変化や水産資源の乱獲等により、水産資源の持続的な利用が懸念されており、モーリタニア政府は資源管理を重点課題に掲げています。持続的な水産資源管理の推進にあたっては、海洋環境を継続的に調査し、得られた科学的情報を基に規制を含む漁獲政策の策定が進められるよう支援していく必要があります。
本事業は、モーリタニア海洋水産研究所の漁業調査船を建造することにより、同研究所の水産資源調査・海洋環境調査の機能・技術力の向上を図ります。これをもって科学的根拠に基づく当国及び周辺国の持続的な水産資源の利用及び海洋環境保全への寄与を目指します。
【事業の目的】
本事業は、モーリタニア海洋水産研究所の漁業調査船を建造することにより、同研究所の水産資源調査・海洋環境調査の機能・技術力の向上を図り、もって科学的根拠に基づく当国及び周辺国の持続的な水産資源の利用及び海洋環境保全に寄与するもの。
【事業内容】
1)施設、機材等の内容
【機材】漁業調査船(以下、新規船)1隻の建造(総トン数:約311GT(国際総トン数:約480GT)、全長:約43.50m、幅:8.30m、深さ:6.00m、満載吃水:約3.35m、主機関出力:1,030kW(1,400PS)、音響調査機器、海洋調査機器、サンプル処理・分析機材、航海計器、無線設備、漁労機材・漁具等を搭載)
2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、及び調達監理