ポンペイ港拡張計画
The Project for Expansion of Pohnpei Port
実施中案件

- 国名
- ミクロネシア連邦
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2024年9月~2032年12月
- 供与額
- 45.97億円
プロジェクト紹介
ミクロネシア連邦は、約607の島々が東西約2,500キロメートルに渡って広がる4つの州から構成される島嶼国であり、地理的特性から、海上物流は国民生活の維持に欠かせないものとなっています。なかでも、ポンペイ港は、同国において漁港と商業港の機能を併せ持つ、同国で最大の港湾です。近年急増する漁船の受入れに対応するため、貨物船及び漁獲物運搬船等の寄港がない時は、岸壁の全面で漁船を係留していますが、漁船同士の接触事故が発生しており、港内の安全性の確保が課題となっています。
本事業は、ミクロネシア最大の港であるポンペイ港において漁船及び貨物船が係留できる岸壁等を新たに整備します。これによって、同港湾における混雑緩和及び安全性の向上を図り、もって同国における海上交通・物流の改善に寄与するものです。
【事業の目的】
本事業は、ミクロネシア最大の港であるポンペイ港において漁船及び貨物船が係留できる岸壁等を新たに整備することにより、同港湾における混雑緩和及び安全性の向上を図り、もって同国における海上交通・物流の改善に寄与するもの。
【事業内容】
1)施設、機材等の内容
【施設】岸壁(延長160m、水深-10m)、エプロン舗装、アクセス道路(コンクリート舗装)、コンテナヤード(砕石敷き)
2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、施工監理
3)調達・施工方法
建設資材について、一般的な資材は現地調達とし、現地調達が困難な資材は日本調達とする。施工にあたり現地で手配が困難な建設機械は日本から輸送することとする。なお、当国までの輸送費は日本側で負担する。