第二次カラソ台地地下水開発計画

終了案件

国名
ニカラグア
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
水資源・防災
交換公文(E/N)署名
1998年5月~
供与額
16.11億円

プロジェクト紹介

ニカラグアの首都マナグア市近郊に位置するカラソ台地では、乾季には河川が枯渇するため、生活用水の全てを地下水に頼らざるを得ない状況でした。しかしながら、同地域では地下水位が低いため、地下水開発は技術的にも費用的にも困難であり、人口集中に伴い同地域の給水事情は問題化していました。1993~1995年に無償資金協力により、緊急性の高い12ヵ所において深井戸の建設を支援し、この協力では、深井戸7ヵ所の整備、送水管の敷設、送配水タンクの設置などを支援しました。これより、対象地域の住民に対する衛生的かつ安定的な水の供給に寄与しました。

協力地域地図

第二次カラソ台地地下水開発計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 【SAN GREGORIO】毎分約1,200リットルの水を汲み上げる井戸。 

  • 【SAN GREGORIO】75トンの貯水タンク。 

  • 【DOLORES】井戸から汲み上げられた水は塩素減菌装置で滅菌される。 

  • 【DOLORES】70トンの貯水タンク。滅菌後はタンクに貯水され、周辺家庭に給水される。 

  • 【TICUANTEPE】毎分約1,600リットルの水を汲み上げる井戸。 

  • 【TICUANTEPE】送水装置。 

  • 【TICUANTEPE】送電公社より低廉価格で電気を購入するため変圧が必要。 

  • 【TICUANTEPE】無収水の測定の際に重要となる水量計。 

  • 【SAN MARCOS】 80トンの貯水タンク。 

  • 【SAN MARCOS】井戸施設の電気系統をコントロールする制御盤。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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