ジャムナ鉄道専用橋建設事業(第三期)
Jamuna Railway Bridge Construction Project (III)
実施中案件
- 国名
- バングラデシュ
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 運輸交通
- 借款契約(L/A)調印
- 2024年11月
- 借款契約額
- 382.06億円
プロジェクト紹介
バングラデシュは総延長約3,122キロメートルの鉄道網を有していますが、その施設・機材のほとんどは旧英領時代(1947年以前)に整備されたもので、老朽化が進んでおり、定量・定時・大量・安全・省エネという鉄道輸送の強みが十分発揮されていません。他方、同国及び近隣諸国の堅調な経済成長に伴い、コンテナ輸送需要が増加しており、コンテナ輸送を最も効率的に担う鉄道輸送能力の強化が課題となっています。
本事業は、ジャムナ川流域において既存のジャムナ多目的橋と並行して新たに鉄道専用橋を建設することにより、鉄道輸送の需要への対応、既存橋の道路容量の拡大、持続性の向上及び安全性の改善を図り、もって当国内及び近隣諸国との輸送ネットワークの効率化に寄与するものです。
【事業の目的】
本事業は、ジャムナ川流域において既存のジャムナ多目的橋と並行して新たに鉄道専用橋を建設することにより、鉄道輸送の需要への対応、既存橋の道路容量の拡大、持続性の向上及び安全性の改善を図り、もって当国内及び近隣諸国との輸送ネットワークの効率化に寄与するもの。
【事業内容】
1)ジャムナ鉄道専用橋(複線のデュアルゲージ。橋長約4.8kmの鋼下路トラス橋)の建設(国際競争入札)
2)両岸のアプローチ橋(高架)の建設及びレールの移設(両岸計約7.7km)(国際競争入札)
3)関連施設(信号システム、両岸の駅舎(バンガバンドゥ・セツ東駅及びバンガバンドゥ・セツ西駅)の移設・改修)の整備(国際競争入札)
4)コンサルティング・サービス(F/Sレビュー、詳細設計、入札補助、施工監理、環境社会配慮手続き及びモニタリング補助等)(ショートリスト方式)
5)付帯設備(ミュージアム、警備員宿舎、カフェテリア等)の整備(国際競争入札)