食品安全検査能力向上事業
Food Safety Testing Capacity Development Project
実施中案件
- 国名
- バングラデシュ
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 保健医療
- 借款契約(L/A)調印
- 2025年3月
- 借款契約額
- 286.99億円
プロジェクト紹介
バングラデシュでは、所得増加に伴う外食産業の普及などの食生活の変化等により、肥満やがん・糖尿病等の生活習慣病を患う人口が増えたため、国民の間で健康志向が高まっています。また、国内の流通網が発展途上なために、遠路からの生鮮食材の輸送・保存のためのサプライチェーンに課題も多く、市場に出回る食の安全性への関心も急速に高まっています。2015年には食糧省傘下にBangladesh Food Safety Authority(BFSA)を設立し、食品安全行政を科学的知見に基づき横断的に管理することを目指してきました。しかし、十分な科学的根拠に基づき食品安全検査を行うことができる公的な検査施設が非常に限られており、食品検査は民間業者への委託等を通じて行われ、民間業者による検査の信頼性についても懸念が指摘されています。
本事業は、首都のダッカ市をはじめとする主要都市において、十分な科学的根拠に基づく食品安全検査が実施可能となるインフラ整備等を行うことにより、BFSAの食品安全検査能力の向上を図り、もって食品加工業の振興、産業多角化、安全性の低い食品に起因する疾病の予防等に寄与するものです。
【事業の目的】
本事業は、首都のダッカ市をはじめとする主要都市において、十分な科学的根拠に基づく食品安全検査が実施可能となるインフラ整備等を行うことにより、BFSAの食品安全検査能力の向上を図り、もって食品加工業の振興、産業多角化、安全性の低い食品に起因する疾病の予防等に寄与するもの。
【事業内容】
1:ダッカ市における食品安全検査棟(レファレンスラボ機能含む)、事務所棟、研修棟(以下、「中央ラボ」という)の新設(国際競争入札)
2:チョットグラム市、クルナ市における検査施設と事務所棟(以下、「管区ラボ」という)の新設(国際競争入札)
3:検査機材の整備(残留農薬検査機器、重金属・鉱物検査機器、微生物検査機器等)(国際競争入札)
4:コンサルティング・サービス:詳細設計、入札補助、施工監理、組織体制及び検査能力強化等(ショート・リスト方式)
協力地域地図

