マタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業(第八期)
Matarbari Ultra Super Critical Coal-Fired Power Project (VIII)
実施中案件
- 国名
- バングラデシュ
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 2025年3月
- 借款契約額
- 571.20億円
プロジェクト紹介
バングラデシュでは、近年の経済成長や工業化の進展等により電力需要が急増しています。しかし、発電の約6割(2019年)を依存するガス火力発電の燃料である国内産天然ガスの産出量は頭打ちとなり、急増するエネルギー需要に対応するため、液化天然ガス(LNG)の輸入が開始されましたが、特定のエネルギー源への過度な依存は、燃料供給や関連設備に何らかの問題が発生した際に、エネルギーの供給途絶や供給コストの高騰等のエネルギー安全保障上の問題を発生させる懸念があります。そのため、エネルギー供給構造の多様化が重要な課題となっており、バングラデシュ政府は、国内産天然ガスでは賄いきれない電力需要増加に対応するエネルギー源の一つとして、輸入石炭を活用する方針を示しています。
本事業は、輸入石炭を活用した高効率の超々臨界圧石炭火力発電所等を建設することにより、バングラデシュにおいて急増する電力需要に対処すると同時に、エネルギー源の多様化を図るものです。
【事業の目的】
本事業は、バングラデシュ南東部チョットグラム管区マタバリ地区において定格出力約1,200MW(約600MW×2基)の高効率の超々臨界圧石炭火力発電所、石炭搬入用港湾、送電線及び、アクセス道路等の関連設備を建設することにより、バングラデシュにおける電力供給の拡大やエネルギー源の多様化を図り、もってバングラデシュにおける経済全体の活性化に寄与するもの。
【事業内容】
1)超々臨界圧石炭火力発電所建設(約600MW×2基)、石炭搬入用港湾建設
2)送電線建設(送電線約94km、鉄塔等)
3)アクセス道路整備(橋梁約900m、新規道路建設約7.4km、既存道路補修約5.2km等)
4)周辺地域電化(送電線約25km、変電所、配電設備)
5)コンサルティング・サービス(基本設計/詳細設計、入札補助、施工監理、組織強化、長期保守契約監理支援等)
6)発電所長期保守契約(常駐/定期検査時の技術者派遣、遠隔監視による発電所の運用・維持管理支援、スペアパーツ費用等)
協力地域地図

