ダッカ-チッタゴン鉄道網整備事業
Dhaka-Chittagong Railway Development Project
終了案件

- 国名
- バングラデシュ
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 運輸交通
- 借款契約(L/A)調印
- 2007年12月~
- 借款契約額
- 129.16億円
プロジェクト紹介
バングラデシュの鉄道は、施設・機材の大半が旧英領時代(1947年以前)に整備されたものであり、老朽化のため、鉄道輸送本来の大量・高速・定時・安全・低環境負荷という強みが十分に活かされていませんでした。高い経済成長率に比例し、首都ダッカと国内随一の港湾を持つ第二の都市チッタゴンをつなぐ輸送需要は急速に伸びていましたが、増加する輸送需要に対し、既存の鉄道施設では輸送量、サービスの質ともに、需要を満たすことは難しく、経済発展のボトルネックになりかねない状況にありました。本協力はダッカ-チッタゴン幹線鉄道の一部区間の複線化、チッタゴン旅客駅の改修、機関車の調達等により、同区間の輸送能力の強化・鉄道サービスの質的向上を図り、同国の経済社会基盤の整備と環境の改善に寄与しました。