ハリプール新発電所建設事業（2）

バングラデシュでは、近年の堅調な経済成長に伴い、電力の需要が増加していますが、供給が追いついておらず、同国政府は経営の効率化を主な目的とした電力セクター改革計画を策定し、これまで一元化されていた発電・送電・配電を分社化するなど、電力セクターの改革を進めてきました。この協力（第2期）では、第1期に引き続き、ダッカ近郊のナラヤガンジ市ハリプール地区において、360メガワットのガスコンバインドサイクル火力発電所の建設を支援するとともに、事業実施者である発電公社の運営支援を行いました。これにより、産業競争力の強化および住民の生活環境の向上に寄与しました。