カイロ地下鉄四号線第一期整備事業(II)
Greater Cairo Metro Line No.4 Phase1 Project (II)
実施中案件
- 国名
- エジプト
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 運輸交通
- 借款契約(L/A)調印
- 2022年12月
- 借款契約額
- 410億円
プロジェクト紹介
エジプトの大カイロ都市圏では、人口の急増や自動車台数の増加に伴う交通量増に対して道路整備が追い付いておらず、交通渋滞が慢性化し、混雑を緩和するための新たな施策が求められています。この協力では、本邦技術活用条件(STEP) を適用し、日本の鉄道技術を活用して、大カイロ都市圏の南西部に位置するカイロ中心部からピラミッド地区を結ぶ地下鉄(16駅、約17キロメートル)の建設を支援します。これにより、増加する交通需要に対応し、深刻化する交通渋滞の緩和を図ることで、エジプト経済の発展に貢献します。
①事業の目的:本事業は、大カイロ都市圏南西部(6th of October City(エル・アシュガール駅)とカイロ都心部(エル・フスタット)間)に地下鉄道を建設することにより、増加する交通需要への対応と深刻化する交通渋滞の緩和を図り、もって同国経済の発展に寄与するもの。
②事業内容:エル・アシュガール駅(始点)から東へ向かい、カイロ都心部(エル・フスタット)を結ぶ約 18.8km の地下鉄 4 号線第一期の建設、電気・機械設備の整備、信号・通信設備の整備、車両調達等を実施する。