北部送電網整備事業

NORTHERN INDIA TRANSMISSION SYSTEM PROJECT

終了案件

国名
インド
事業
有償資金協力
課題
資源・エネルギー
借款契約(L/A)調印
1997年2月~
借款契約額
84.97億円

プロジェクト紹介

「インドの穀倉地帯」と呼ばれ、農業生産の貢献が大きいインド北部地域。人口は全土の約30パーセントを占め、西部地域に次いで大きな電力グリッドを有しています。北部地域のピーク電力需給ギャップは年々縮小しているものの、電力需給ギャップおよび供給電力量不足の解消への対応が求められていました。日本は、ダウリガンガ送電線およびジャランダール~ハミルプール送電線を建設することにより、北部地域とヒマチャル・プラデシュ州における電力需給の改善と電力供給の信頼性を高め、それぞれの地域の経済成長や国内産業の発展に寄与しました。

協力地域地図

北部送電網整備事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 本事業で建設されたバレーリー変電所を視察する実施機関のメンバー 

  • 本事業で建設されたダウリガンガ送電線(上流のダウリガンガ水力発電所から山岳地帯、平原地帯を越え、バレーリー変電所まで約233キロメートルにわたる) 

  • 本事業で建設されたバレーリー変電所の諸元表。 

  • 本事業ではダウリガンガ送電線にくわえ、ジャランダール変電所からハミルプール変電所の送電線約124キロメートルの送電線も敷設された。 

  • 本事業で建設されたハミルプール変電所内の変電制御板。送電網のコンピュータ監視により障害発生件数の減少が見られた。 

  • 事後評価ミッション時の記念として樹木を植える実施機関のメンバー 

  • 本事業で建設されたジャランダール変電所 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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