ベンガルール上下水道整備事業(フェーズ3)(第二期)
Bengaluru Water Supply and Sewerage Project (Phase 3) (2)
実施中案件
- 国名
- インド
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 水資源・防災
- 借款契約(L/A)調印
- 2022年3月
- 借款契約額
- 370.68億円
プロジェクト紹介
インドでは、人口増加や経済発展等に伴う水需要量の増加に対し、水源開発及び上水道整備が追い付いていません。また、下水道の整備に関しても同様の状況で、衛生的な汚水処理施設の整備が必要となっています。さらに、上下水道の運営・維持管理については、高い無収水率、料金徴収率の低迷、及び低水準の料金設定等の技術的・財務的な課題を抱えており、維持管理財源の不足による施設の劣化が進んでいる地域もあります。
ベンガルールはインドのシリコンバレーと呼ばれ、ベンガルール市を中心に、インドのソフトウェア産業の集積地として急速に発展し、日系企業も多数進出している地域ですが、上下水道施設を始めとしたインフラ整備は人口増加等に追い付いておらず、ベンガルール都市圏発展の大きな制約要因になっています。
この協力では、インド南部カルナタカ州ベンガルール都市圏においてコーヴェリ川を水源とする上水道施設、及び下水道施設を整備することにより、急増する水需要に対応する安定的な上下水道サービスの提供を図り、同地域の衛生的な居住環境の整備及び産業の活性化に寄与します。