効果的な森林管理のための能力強化事業
Project for Capacity Enhancement for Effective Forest Management
実施中案件
- 国名
- インド
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 自然環境保全
- 借款契約(L/A)調印
- 2025年3月
- 借款契約額
- 82.80億円
プロジェクト紹介
インドでは過去に森林の減少や劣化が進み、森林被覆率が1987年には約19%まで落ち込みましたが、対策を講じた結果、森林被覆率は2021年には約22%まで回復しました。しかし、森林の劣化・減少圧力は引き続き存在し、生物多様性についても脅威に晒されています。そのため、森林生態系が提供する多様な機能(生態系サービス)を活用した取り組みの重要性が高まっています。一般的に、生態系サービスは多様な生物の生息地の確保に役立ちますが、これ以外にも、気候変動の緩和への貢献、気候変動への適応策となること、水問題の解決に資することが期待されます。こうした生態系サービスをより効果的に活用すべく、インド環境森林気候変動省(MOEFCC)は森林政策の30年ぶりの改訂に取り組んでいます。
本事業は、森林・生物多様性保全を通じた気候変動対策に関して、研究・事業開発・研修体制整備を行うことで、森林行政官の政策実施能力の強化を図るものです。
【事業目的】
本事業は、森林・生物多様性保全を通じた気候変動対策に関して、研究・事業開発(パイロットプロジェクト)・研修体制整備を行うことで、森林行政官の政策実施能力の強化を図り、もってインドの持続可能な開発に寄与するもの。
【事業内容】
以下のとおり。コンポーネント1~3の下では、MOEFCC傘下の研究機関や州政府森林局等が、自らが実施するサブプロジェクトのプロポーザルをMOEFCCに提出、MOEFCCが選定する。
サブプロジェクトの選定基準は、1)森林・生物多様性保全、気候変動対策等のMOEFCCが重視する分野への合致と政策への貢献、2)他州への展開可能性・デモンストレーション効果、3)研究機関、民間企業や市民社会との連携、4)「国際協力機構環境社会配慮ガイドライン」(2022年1月公布)における環境カテゴリA及びBに分類されない等とする。
(ア)コンポーネント1:研究(国内競争入札等)
(イ)コンポーネント2:事業開発(パイロットプロジェクト)(国内競争入札等)
(ウ)コンポーネント3:研修体制整備(国内競争入札等)
(エ)コンポーネント4:組織体制強化(国内競争入札等)
(オ)コンサルティング・サービス(実施監理等)(ショート・リスト方式)
協力地域地図

