コメリン灌漑事業(2)

KOMERING IRRIGATION PROJECT(2)

終了案件

国名
インドネシア
事業
有償資金協力
課題
農業開発/農村開発
借款契約(L/A)調印
1995年12月~
借款契約額
65.44億円

プロジェクト紹介

インドネシアでは1984年に米の自給が達成されたものの、その後も高い人口増加率と一人あたりの米消費量増大が予測されたことから、継続的な米作の基盤強化が求められていました。特にスマトラ島の南スマトラ州とランプン州は、ジャワから毎年約5万トンの米移入を余儀なくされていたため、新規灌漑の必要性が高い状況でした。この協力では、南スマトラ州とランプン州にまたがるコメリン地区で二次水路および排水路建設などを支援しました。これにより、米の増産を図り、農民の所得向上を通じた貧困削減に寄与しました。

協力地域地図

コメリン灌漑事業(2)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 協力対象であるコメリン北地区における米収穫の光景。 

  • この協力により新規開発された稲作地域(マチャック川左岸高台)。 

  • 協力実施後、マチャック川付近の水田を取得し稲作を開始した農民。 

  • パハン・アスリ村の農地。以前は天水田であったのが、この協力で設置されたポンプ・ステーションおよび付属水路を通じて灌漑用水を引いている。 

  • ジャヤムリヤ村の農地。以前は天水田であったのが、この協力により灌漑用水路が整備されてからは計画的に水が引けるようになった。 

関連情報

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