バタンハリ灌漑事業(1)

BATANG HARI IRRIGATION PROJECT

終了案件

国名
インドネシア
事業
有償資金協力
課題
農業開発/農村開発
借款契約(L/A)調印
1996年12月~
借款契約額
60.50億円

プロジェクト紹介

インドネシアの西スマトラ州とジャンビ州にまたがるシティウン地区は、これまで他地域より入植者を受け入れてきました。しかし、設置された揚水ポンプの故障や、乾季の流量低下により、入植地への灌漑用水の供給は極めて不十分な状況でした。この協力(第1~2期)では、灌漑関連施設の建設、圃場整備、営農普及サービスの実施を支援しました。これにより、コメ生産量は1996年(雨期)の10,977トンから2010年には37,523トンになるなど、農業生産性の向上に寄与しました。

協力地域地図

バタンハリ灌漑事業(1)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • スマトラの大河であるバタンハリ川。本協力対象地のシティウン地区は、バタンハリ川上流の右岸に広がる標高70〜100メートルの地域となる。 

  • この協力によって完成したバタンハリ頭首工 

  • 地域河川の役割をも果たす一次水路 

  • 以前は乾燥地であった地域を流れる二次水路 

  • 水田へ伸びる三次水路 

  • この協力で水路からの取水が可能になったことにより、ゴム苗木の生産業が発展している。 

  • ゴム農園に植付の終った苗木 

  • 農民による水路の草刈作業 

  • 市民によって建設された施設(Danau Cinta:愛の湖)。水路の水を使ったボート池。 

  • 市民によって建設された施設(Danau Cinta:愛の湖)。水路の水を使った子供プール。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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