ハサヌディン大学工学部整備事業
Hasanuddin University Engineering Faculty Development
終了案件

- 国名
- インドネシア
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 教育
- 借款契約(L/A)調印
- 2007年3月~
- 借款契約額
- 78億円
プロジェクト紹介
インドネシアでは、周辺諸国の台頭や経済自由化の進展などによる海外輸入品との競争の激化、グローバル化の進展による輸出拠点としての重要性の増加などを背景として、産業の競争力強化が求められています。一方、それを担う技術者等の人材不足は深刻であり、特にジャワ島を中心とする西部地域と東部地域の開発格差が大きく、東部地域では高等教育機関の施設・設備などの不足や教員の研究論文発表数が少ないなど、教育及び研究活動が質・量ともに不十分な状況です。本協力は南スラウェシ州のハサヌディン大学の工学部の整備・拡張を図ることにより、工学系の高等教育の拡充及び研究活動の強化を図り、工学系人材育成の強化と研究能力の向上を通じて東部を中心としたインドネシアの産業振興に寄与しました。
【事業の目的】
本事業は南スラウェシ州のハサヌディン大学の工学部の整備・拡張を図ることにより、工学系の高等教育の拡充及び研究活動の強化を図り、もって工学系人材育成の強化と研究能力の向上を通じて東部を中心としたインドネシアの産業振興に資するもの
【事業内容】
事業概要:ハサヌディン大学工学部(マカッサル市)を新キャンパス(ゴア県)に移転し、同学部の整備・拡張を図るため以下を行う。
1)施設建設・基礎インフラ整備(延べ床面積:約 64,000 ㎡、Center of Technology 含む)
2)機材調達
3) フェローシップ・リサーチプログラム(教員の大学院博士課程プログラム(国内及び国外)及び研究プログラム(国外)、計 82 名を予定)
4)コンサルティング・サービス(全体事業管理・詳細設計・入札補助・施工監理、フェローシップ支援等)