ハルサ発電所改修事業
Hartha Thermal Power Station Rehabilitation Project
実施中案件

- 国名
- イラク
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 2015年2月~
- 借款契約額
- 202.24億円
プロジェクト紹介
イラクでは、長年にわたる戦争と経済制裁により、発電所や送変電設備といった国内の電力インフラの破壊および老朽化が進行しました。2003年以降、徐々に復興が進んではいるものの、電力需要に対して電力供給能力が追い付いておらず、十分かつ安定的な電力供給は喫緊の課題となっています。同国内の電力供給において重要な役割を担うハルサ火力発電所は、1982年に日本の支援によって建設され、日本人技術者から学んだイラク人技術者によって、長年運営・維持管理されてきました。この協力では、同発電所の4号機(定格容量200メガワット)の改修を支援します。これにより、電力の安定供給に貢献し、同国の社会開発および復興に不可欠な経済活動を活性化することが期待されます。