アルムサイブ火力発電所改修事業
AL-MUSSAIB THERMAL POWER PLANT REHABILITATION PROJECT
終了案件

- 国名
- イラク
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 2008年1月~
- 借款契約額
- 367.64億円
プロジェクト紹介
イラクは、長年にわたる戦争と経済制裁により、発電所や送変電設備といった国内の電力インフラの破壊および老朽化が進行し、発電・送電・配電全ての分野における大幅な機能低下により全国的かつ恒常的な長時間の計画停電の原因となるなど、経済復興と社会安定回復の大きな障害となっています。
特にバグダッド南部にある大規模発電所のアルムサイブ火力発電所は、同国で最も重要な発電設備の一つであるにもかかわらず、不十分な維持管理のため、出力、稼働率ともに大きく低下し、関連設備の包括的な改修が急務となっています。この協力では、アルムサイブ火力発電所を改修することにより、イラク電力系統の効率化と安定化を図り、同国の経済・社会復興に寄与しました。
【事業の目的】
本事業は、バグダッド南部 75km のアルムサイブにおいて、火力発電所を改修することにより、イラク電力系統の効率化と安定化を図り、もって同国の経済・社会復興に寄与するものである。
【事業内容】
(1)発電設備の改修(1 号機と 3 号機)
(2)共用設備の改修
(3)コンサルティングサービス