観光セクター開発事業

Tourism Sector Development Project

終了案件

国名
ヨルダン
事業
有償資金協力
課題
民間セクター開発
借款契約(L/A)調印
1999年12月
借款契約額
71.99億円

プロジェクト紹介

ヨルダンは、天然資源に恵まれず、産業が発達していないため、必要な物資の大部分を輸入し、貿易収支は恒常的に赤字となっていますが、文化遺産や死海を始めとする自然景観などの観光資源に恵まれています。外国人観光客がもたらす観光収入は、貿易赤字を補うために重要です。この協力では、首都アンマン市内の観光ゾーンの整備、国立博物館の建設、死海展望台の建設などを支援しました。これにより、既存の観光資源を、外国人観光客により親しみやすく魅力的なものにするなど、観光基盤整備に貢献しました。

協力地域地図

観光セクター開発事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • サルト旧市街:19世紀末から20世紀初頭の石造伝統建築が多く残る旧市街で、日本は博物館や観光トレイル整備、エコミュージアム構想提案などを通じ、町全体の観光振興を支援している。 

  • サルト歴史博物館:日本の支援により、19世紀の伝統建築(旧アブ・ジャーベル邸)が歴史博物館へと生まれ変わった。サルト旧市街観光の中核となる観光施設である。 

  • 日本の支援でアンマンに建設された新たな国立博物館(ヨルダン博物館):ヨルダンの歴史文化を紹介する博物館で、ヨルダン観光の基幹施設になることが期待される。 

  • 日本の支援で建設された展望台から見たカラク城:カラク城は、1142年に築城された十字軍の古城で、日本はカラク城内の考古博物館や遊歩道整備、展望台建設を通じて観光振興を支援している。 

  • カラク考古博物館の教育イベント:カラク考古博物館は、カラク城や周辺の遺跡を紹介する博物館で、日本が施設改修と博物館活動を支援。多くの観光客が訪れる。写真は、観光客にカラクの歴史を説明するカラクの学校生徒。日本の支援を通じて、地元の学校やNGOと連携した地域住民参加型の教育活動を積極的に行うようになった。 

  • 死海パノラマ:死海を一望できる場所に日本の支援で新設された観光施設。死海博物館、展望台、会議場、レストランを含む複合施設で、既に死海地域の観光サイトのひとつとなっている。死海博物館では、死海と周辺地域の自然や遺跡などを紹介し、日本が展示や活動を支援してきた。 

  • 死海パノラマ併設のレストランから眺める夕日:死海パノラマはサンセットポイントとしても名高い。 

  • 死海周遊道路:日本の支援で建設された、死海パノラマと死海沿岸、温泉地を結ぶ道路。途中に死海の雄大な景色を見ることができる。 

  • 日本の支援で建設されたアンマンの展望台から見るアンマンの町並み:有名な観光地である約2000年前のローマ劇場が眼前に広がる。 

  • 2010年に山口県萩市にて開催されたヨルダン紹介のイベント:萩市の歴史的景観地区における観光振興の取り組みは、ヨルダン・サルトでの伝統的な町並みにおける観光振興を考える上で、よい参考事例となっている。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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