バハ・カリフォルニア州上下水道整備事業

メキシコは、1990年代に順調な経済成長を続けていましたが、反面、大気汚染や水質汚染などの環境問題が深刻化し、特に成長が著しい同国北西部のバハ・カリフォルニア州では、人口増加に上下水道などの生活基盤インフラの整備が追い付かず、経済発展のボトルネックになることが懸念されていました。この協力では、同州の3大都市（ティファナ・メヒカリ・エンセナーダ）において、浄水場および下水処理場の新設、上下水道管の敷設などを支援しました。これにより、これらの都市における住民の生活環境の改善に寄与しました。