マンディンバ‐リシンガ間道路改善事業
Mandimba-Lichinga Road Upgrading Project
- 国名
- モザンビーク
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 運輸交通
- 借款契約(L/A)調印
- 2013年11月~
- 借款契約額
- 67.73億円
プロジェクト紹介
モザンビークでは、長年続いた内戦の影響により道路整備は著しく遅れて、道路の舗装率は17パーセント程度で、雨季には多くの区間が通行不能になります。特に内戦の影響を大きく受けた北部地域では、港湾から内陸やマラウイへと向かう東西を結ぶ幹線道路の整備が遅れており、経済回廊としての高いポテンシャルを有しながらも、物流が滞ることによって経済成長への足かせになることが危惧されています。この協力では、マラウイとの国境都市マンディンバからマサングーロを経由し北部の中心都市の1つであるリシンガまでの道路(2車線、150キロメートル)をアフリカ開発銀行と協調して整備しますが、日本はマサングーロからリシンガまでの89キロメートルの道路舗装や橋梁の改良などを支援します。これにより、北部地域の主要都市やマラウイへのアクセスが向上し、住民の生計向上や貧困削減に寄与します。