海上安全整備事業(2)
MARITIME SAFETY IMPROVEMENT PROJECT-B
終了案件
- 国名
- フィリピン
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 運輸交通
- 借款契約(L/A)調印
- 1995年8月~
- 借款契約額
- 55.79億円
プロジェクト紹介
7000以上の島からなる島嶼国家フィリピンにとって海上運輸の役割は大きく、同国の貨物輸送量の約半分を占めています。しかし既設の航路標識は、損傷や整備不良により機能していないものもあり、全海域で年間約200件以上の海難事故が発生していました。この協力(第2期)では、第1期に引き続き最優先航路であるマニラ~セブ間の、灯台修理・灯浮標・レーダービーコン設置など航行援助施設の整備や、ブイベースやブイテンダー(設標船)などの灯浮標の維持管理体制の整備を支援しました。これにより海上航海の安全向上が図られました。